記事内にPRが含まれます
ワークショップやセミナーの企画、毎回同じような内容でマンネリになっていませんか?
アロマ沼の筆者が、頼まれていないのに勝手にアロマワークショップを企画しました。
ぜひ、ワークショップの参考にしてもらえると嬉しいです
今回は、
PMSや更年期の情緒不安定をアロマとツボで解消!【いつもの私を取り戻すホルモン&メンタルケアオイル作り♪】の企画です
開催時間は1時間~1時間半を目安にしています。
更年期や生理前に情緒不安定になることってありますよね。
イライラしたり、落ち込んだりして、家族や大切な人を困らせてしまったことってないですか?
生理前のPMSや更年期のホルモンの乱れで情緒不安定になると、大切な家族やパートナーにイライラをぶつけてしまったり、落ち込んで心配をかけてしまったりで、自己嫌悪に陥ってしまいますよね
自分の大切な人と心穏やかに過ごすために、いつもの自分を取り戻す「ホルモン&メンタルケアオイル」を作りましょう
作ったオイルは、PMSや更年期のメンタルケアに効果的なツボを刺激する時に塗布して使います。
ツボへの刺激とアロマの相乗効果が期待できます
このワークショップ企画が気に入った方は、自分流にアレンジしてもいいですし、ぜひ企画を取り入れてワークショップを開催してくれたら嬉しいです。
こちらのワークショップはレジュメを
noteで販売しております✨
・忙しくてワークショップ企画やレジュメを作る時間が無い
・ワークショップをしたいけどレジュメの作り方が分からない
そんな方にご利用いただけると嬉しいです
レジュメ販売はこちら↓
・このワークショップのおすすめ容器はこちら↓
・スポイト付き遮光ボトル(ガラス製)
リンク
【著者:あまやどり】
プロ向けアロマ情報ブロガー「あまやどり」
AEAJ認定 アロマテラピーインストラクター・アロマセラピスト。
AEAJ認定校アロマスクール講師、アロマセラピスト実技試験審査官、職業訓練事業講師、リゾートホテル内アロマサロン店長、心療内科付属サロンスタッフ、民間サロンスタッフ、自宅サロン経営者、として幅広くアロマテラピーと関わってきました。
特にブレンディングには定評があり、ブレンドセミナー講師や、ホテル内の香りのデザインなど、若いうちから色々経験させてもらいました。
ワークショップやセミナーの企画も好きで、アロマ講師時代には、自分で企画したワークショップやセミナーを何度も開催し、集客が厳しいと言われている中、安定的に集客し、リピートの方にも恵まれていました。
そんな私が企画するセミナーを、ご自分のサロンやスクールでアレンジして開催してみてはいかがでしょうか
⇒
あまやどりプロフィール
【目次】
・1.PMSと更年期障害
・2.PMSが強い人は更年期障害になりやすい?
・3.PMSと更年期障害へのアロマの効果
・4.アロマ以外の対処法
・5.いつもの私を取り戻すホルモン&メンタルケアオイルを作ろう♪
・6.PMSと更年期障害におすすめの6つのツボとケアオイルの使い方
・7.まとめ:自分の変化と上手に付き合う
1.PMSと更年期障害
PMSと更年期障害は女性特有のもので、情緒不安定になったりイライラしたりとメンタル面での共通点も多いですよね。
PMSと更年期障害は、似たような症状が出る印象がありますが、更年期とPMSの違いは何でしょうか?
結論から言うと、どちらも女性ホルモンである「エストロゲン」の急激な減少が原因です。
【PMS】
・PMSとは?
PMSは「月経前症候群」のことで、生理前にあらわれる精神的な症状や身体的な症状のことを指します。
生理が始まる1~2週間前から症状があらわれ、3~10日ほど続きますが、生理が始まると症状がおさまるのが特徴です。
一般的な症状としては、情緒不安定になる、肌荒れする、お腹が痛いなどがありますが、個人差が大きくまたその月によっても症状が違うことがあります。
イライラしたり、落ち込みが酷くなっていたところ、生理がきて落ち着き、後からあの状態はPMSだったと気付く場合も多々あります。
PMSは病気ではなく、女性ホルモンの分泌や排卵が正常に行なわれているからこそ起こる症状で、月経のある女性なら個人差はあれど、誰でも起こっておかしくないものです。
生理前には多くの女性が何らかの不調を感じますが、その中でも、対人関係を含め日常生活に支障をきたすほどの強い症状がある場合がPMSと呼ばれます。
・PMSの原因
PMSの原因は、女性ホルモンの一つである「エストロゲン」の急激な減少にあります。
下の表をご覧ください↓
エストロゲンは「排卵期」に向けて急激に増え、排卵日を過ぎ月経に向かうにつれて急激に減り始めます。
エストロゲンは、ごくわずかな量でも作用するため、ちょっとした分泌量の変化や乱れで不調につながります。
PMSで情緒不安定が起こるのは、排卵後に
エストロゲンの分泌量が減少することで、脳内の神経伝達物質「セロトニン」も減少してしまうことが原因です。
「セロトニン」には「心を穏やかに保つ」働きがあり、心の安定や平常心を保つために欠かせない脳内物質です。
※うつ病の原因の一つとしてセロトニンの減少がある。
エストロゲンが活発に出ている「卵胞期」は、エストロゲンがセロトニン神経を活性化してセロトニンが適切に分泌されるため、情緒は安定します。
ところが「卵胞期」を過ぎ、排卵後の「黄体期」に入るとエストロゲンが減少し始め、セロトニン神経が不活性化するため、セロトニンが不足しやすくなります。
特に月経直前は最もエストロゲンの分泌が減り、最もセロトニン不足になるため、イライラや不安といった症状が出やすくなります。
これが、PMSで精神不安定が起こる理由です。
【更年期障害】
・更年期障害とは?
「更年期」とは、性成熟期から老年期への移行期間で、閉経前後の時期を指します。
閉経年齢は個人差がありますが、日本人女性の閉経年齢は約50~51歳とされており、一般的に閉経をはさんだ45歳~55歳の約10年間を「更年期」と呼ぶことが多いです。
更年期には様々な症状が出てきますが、日常生活に支障をきたす状態を「更年期障害」と呼びます。
肉体的な症状だけでなく、精神面の不調も起こります。
月経前の一定期間だけだった不調(PMS)が、期間関係なく出てくるようになったら更年期障害の可能性があります。
・更年期障害の原因
更年期障害の原因も、PMSとお同じく女性ホルモンの「エストロゲン」の急激な減少にあります。
下の表をご覧ください↓
更年期障害は、閉経にともない
卵巣の働きが衰え、エストロゲンの分泌が急激に減少することで起こります。
エストロゲンの分泌量が減少すると、今までエストロゲンによって調節されていた、体の様々な機能がうまく働かなくなります。
エストロゲンが低下すると、脳は卵巣に対してもっとエストロゲンを出すように命令を送ります。
しかし、そのシグナルが周囲の脳に不要な興奮を起こしてしまうことで心や体の乱れが生じます。
エストロゲンの急激な減少にからだがついていけず、神経の調節不良や心身の不調が起こりやすくなる状態になるのです。
さらに、卵巣機能の低下でエストロゲンが減少することで、PMSと同じく「心を穏やかに保つ」働きのあるセロトニンが不足し、イライラや不安といった情緒不安定を引き起こします。
2.PMSが強い人は更年期障害になりやすい?
PMSが強く出ている人ほど、更年期の症状も強く出やすいといわれています。
それは、一体なぜでしょうか?
それは「PMSが起こる原因」と関連しています。
PMSが起こる原因は、エストロゲンの分泌量が減って「心を穏やかに保つ」脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が減少してしまうことです。
みなさんもご存じのように、PMSが起こりやす方やその強さには個人差があり、まったくPMSが気にならない方もいれば、情緒不安定でイライラや落ち込みがひどく対人関係に支障が出る方もいます。
PMSが強く出る方は、エストロゲンの減少に敏感で、セロトニン不足の影響を受けやすい方とえいます。
つまり、
もともとPMSの症状が強く出る方は、更年期になってエストロゲンが減少すると、それに敏感に反応し、セロトニン不足の影響もすぐに受けてしまいやすい体質をしています。
そのため、PMSが強く出る人ほど、更年期障害になる可能性が高く、注意が必要です。
他にも、産後に体調不良や情緒不安定が強かった方も、同じ理由で更年期障害に注意が必要です。
※産後うつの主な原因も、産後のエストロゲンの急激な減少に起因するため。
3.PMSと更年期障害へのアロマの効果
PMSと更年期障害で情緒不安定が起こる要因は、
・エストロゲンの急激な減少
・セロトニン不足
の2つです。
つまり、エストロゲンの減少を緩やかにしたり、セロトニンを増やすことができれば、PMSと更年期障害での情緒不安定を緩和できるということになります。
実は、その2つを改善するのはアロマテラピーの得意分野なんです
アロマテラピーは「芳香療法」ともよばれていて、植物から抽出した芳香成分である精油(エッセンシャルオイル)を用いて、心や体、ホルモンのケアをしていく補完・代替医療の一つです。
補完・代替医療とは、病名のつかない何となく感じる不調である未病の状態や、病気にならないための健康維持など、医療が苦手な部分をカバーして補う分野の民間療法のこと。
精油がPMSと更年期障害にアプローチする経路には、大きく分けて「血液循環」と「嗅覚刺激」の2つがあります。
【血液循環によるPMS&更年期障害へのアロマの効果】
精油を植物オイルなどで希釈して肌へ塗布することで、皮膚から精油の有効成分が吸収され、血液を介して全身に精油の効果が行き渡る経路が
「血液循環」です。
精油の中には、体の中でエストロゲンと同じような働きをする成分が含まれているものがあり、そのエストロゲン様成分が血中に取り込まれることで、エストロゲンと同じような働きをしてくれます。
・精油のエストロゲン様作用
アロマで使う精油の中には、体の中でエストロゲンと同じような働きをする成分(エストロゲン様作用)が含まれているものがあります。
エストロゲン様作用がある成分は、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため女性ホルモンのような作用があり、皮膚から吸収され血管から取り込まれ、体内のエストロゲン受容体に結合することによって心と体に作用します。
【エストロゲン様作用のある成分】
・クラリセージ精油に含まれる「スクラレオール」
・フェンネル精油やエストラゴン精油に含まれる「エストラゴール」
※身近なものだと、大豆に含まれる「イソフラボン」が植物エストロゲンの一つとして有名ですね
上記の特定の成分だけじゃなく、精油自体にエストロゲン様作用があるものも多く存在しています。
【エストロゲン様作用のある精油】
・ローズ
・ゼラニウム
・サイプレス
・フェンネル
・パチュリ
・サンダルウッド
・スターアニス
など、PMSや更年期障害の原因の一つであるエストロゲンの急激な減少を、エストロゲン様作用のある精油で補って減少を緩やかにすることで、情緒不安定やイライラなどの症状を緩和してくれます
その他にも、
ローズ精油と
ゼラニウム精油は、嗅ぐだけでエストロゲンが増加することが研究で明らかになっています
※画像:AEAJ公式ホームページより引用
【嗅覚刺激によるPMS&更年期障害へのアロマの効果】
「嗅覚刺激」は、精油の芳香成分が嗅覚を刺激し、その嗅覚刺激を介して脳へ働きかけることで、心理作用やホルモン作用などの効果が得られる経路です。
精油の中には、香りを嗅ぐことでセロトニン神経を刺激してセロトニンの分泌を促す成分が含まれているものがあり、ストレス緩和やイライラや不安を抑えリラックスさせることが知られています。
【セロトニンの分泌を促す成分】
・リナロール
・酢酸リナリル
※ラベンダー・ベルガモット・クラリセージ・オレンジ・マジョラム・ネロリなどの精油に多く含まれる。
【事例】
日本の女子学生17人(平均年齢20.6歳)を対象に行った試験では、アロマセラピーが心を落ち着かせ、PMSによる精神症状をやわらげるという結果が出ました。
対象者は軽症から中等症のPMSの症状がある人で、症状が出る月経開始予定日の前7日の間に、ラベンダーの精油で芳香浴を行った場合と、ただの水で芳香浴を行った場合を比較しました。
芳香拡散器で10分間香りをかぐという方法で、気分や感情の様子を調べる「POMS試験」を行ったところ、ラベンダーの芳香浴によって、「気分の落ち込み」や「混乱」といった項目に明らかな改善がみられました。
さらに、身体のさまざまな機能をコントロールする自律神経系の変化をみるために心電図をとったところ、芳香浴によって心拍数が下がり、副交感神経の活動が上がる(=リラックスする)ことも確認されています。
この研究を行ったグループは、柑橘類の精油でも同様の試験を行っており、同様の結果が得られています。
PMSや更年期障害の原因の一つであるセロトニン不足。
セロトニン神経を刺激する働きのある精油の香りを嗅ぐことで、セロトニンの分泌が促され、情緒不安定やイライラ、不安などの症状を緩和し、神経を鎮めてリラックスさせてくれます
ということで、アロマを取り入れることで、PMSと更年期障害の情緒不安定の原因である、
・エストロゲンの急激な減少
・セロトニン不足
の2つをカバーすることができ、症状の改善が期待できるのです
4.アロマ以外の対処法
アロマテラピー以外でも、セロトニンとエストロゲンを整える方法はあります。
アロマと一緒に取り入れることで、さらに情緒が安定しやすくなりますので、ぜひ知っておきましょう
アロマ以外でも、普段からエストロゲンの減少を緩やかにしたり、セロトニンを増加させる方法を知っておくことで、PMSや更年期障害と上手に付き合っていきましょう
【日光を浴びる】
セロトニンは、太陽の光を浴びないと生成されない性質があるので、夜型の生活をしているとセロトニン不足になるので気をつけましょう。
日中はなるべく太陽の光を浴びるようにします。
特に、朝日をしっかり浴びると体内時計が整い、セロトニンが分泌されやすくなります。
朝に日光浴の時間が取れない方は、起きたらすぐに窓のカーテンを開けるようにして、部屋の中に自然光を取り入れるだけでも効果が期待できます。
【タンパク質をしっかり摂る】
セロトニンの原料になるのは「トリプトファン」というタンパク質です。
ヘルシーな食生活は健康にいいのですが、タンパク質もしっかりと食べないとセロトニンを作る材料が枯渇してしまい、セロトニンが不足してPMSや更年期障害での情緒不安定が強くなってしまいます。
トリプトファンは動物性のタンパク質に多く含まれる栄養素で、
・お肉
・魚
・卵
などの他、
・牛乳
・チーズ
などの乳製品。
植物性の食品では、
・大豆製品(豆乳・豆腐・納豆など)
・玄米
・バナナ
などに多く含まれています。
特に、大豆製品はエストロゲン様作用のなる「イソフラボン」も含んでいるので、積極的に取りましょう。
【適度な運動】
適度な運動は、セロトニン神経を刺激してセロトニンの生成を促してストレス値を下げることが知られています。
ウーキングや軽いランニング、ヨガなど、体に負担がかからず自分が無理せず続けられるものがおすすめです。
【良質な睡眠】
夜のうちにメラトニンという睡眠ホルモンがしっかりと出ていると、日中のセロトニン分泌量が高まります。
メラトニンは暗くなると分泌されるので、寝る前はスマホやテレビの明るい光はなるべく避けたり、スマホの明るさを夜間モードにしましょう。
良質な睡眠にはアロマも有効です
先ほど
「セロトニンの分泌を促す精油」で紹介した、
・ラベンダー
・ベルガモット
・クラリセージ
・オレンジ
・マジョラム
・ネロリ
などの精油を中心に芳香浴をすると、安眠へ導いてくれます。
【一人で抱えこまない】
PMSや更年期のホルモンの乱れで情緒不安定になると、つい側にいる人に強く当たりやすくなります。
結果的に大切な家族やパートナーがとばっちりを受けることが多くなります。
そんな時、イライラをぶつけてしまったり、落ち込んで心配をかけて、自己嫌悪に陥ってしまいます。
そうなると、また自分の心がすさんで、イライラして…と、負のループにおちいってしまいます。
そうならないためにも、PMSや更年期障害の辛さを一人で抱えこまずに、家族やパートナーに事前に話しておくと問題が大きくならずにすむことが多いです。
自分の弱い部分を見せることが苦手な方って多いですが、それも含めて自分
日々ドラマチックに心と体が変化する「女性」という自分を大切にして、自分の周りの人にもそのことを理解してもらいましょう。
相手は完璧には理解できないとしても、言葉で伝えて相手にも心の準備をさせておくことが大切です。
【どうしても辛い場合は病院や医薬品に頼る】
どうしても、落ち込みやイライラが強くて辛い場合は、最近は薬局でもいい医薬品が買えるので、取り入れてみるのもおすすめです。
ちなみに筆者は、PMSでも情緒不安定の症状が強く出る時だけ、小林製薬の「命の母ホワイト」を服用していますが、割と楽になっていいですよ
・PMSの諸症状を改善するならこちら↓
リンク
・更年期障害の諸症状を改善するならこちら↓
リンク
市販の医薬品でもあまり改善されない場合は、医療機関の助けも借りましょう。
受診する場合は婦人科を受診します。
最近は漢方薬を処方してくれる婦人科もあります。
先ほどの項目とも被りますが、悩みを「一人で抱えこまない」ことが大切です。
医師に自分の状態を聞いてもらえて、薬で対処できることを知るだけで、すごく心強くなります
5.いつもの私を取り戻すホルモン&メンタルケアオイルを作ろう♪
今回のワークショップのアロマクラフトは、エストロゲン様作用のある精油とセロトニンの分泌を促す精油のブレンドをベースに、自分の好みの香りの精油を一種類選んでロールオンアロマを作っていきます
アロマテラピーの効果を最大限に高めるには、精油成分の効果効能だけじゃなく、
「いい香り
」
と感じることが大切です。
なので、ベースの精油ブレンドプラス、もう一種類はあなたが香りを嗅いで「心地よい」と感じたり「心にすっと入ってくる」と感じるものを選んでいきます
【いつもの私を取り戻すケアオイル】
※ロールオンボトル10mlを作る場合
【基材】
・植物オイル or グリセリン:10ml
※植物オイルは精神安定作用のあるセントジョンズワート油やCBDオイルもおすすめ
※基材をグリセリンにするとオイルよりもベタつきの無い仕上がりになります
【ベースの精油ブレンド】
・クラリセージ :3滴(エストロゲン様作用・セロトニン分泌)
・ラベンダー :2滴(セロトニン分泌・怒りの抑制)
・オレンジ :1滴(セロトニン分泌・心と体を温める)
・サンダルウッド:1滴(エストロゲン様作用・セロトニン分泌)
・好みの精油 :3滴(下記より選択)
【好みの精油を一種類選ぼう】
《フローラル系》
・ゼラニウム:3滴(ホルモンバランス調節・守られている感覚)
《シトラス系》
・ベルガモットFCF:3滴(セロトニン分泌・心に平和をもたらす)
《ハーバル系》
・マジョラム:3滴(セロトニン分泌・孤独感を和らげる)
《ウッディ系》
・サイプレス:3滴(エストロゲン様作用・自信と表現力を高める)
※基材10ml:精油10滴(5%濃度)
※精油ブレンドはお持ちの精油の中から色々アレンジしてもOK
※コスト的に問題無ければローズやネロリを使うとより効果的です
【作り方】
①容器に基材を入れ、そこに精油を垂らす
②よく混ぜてできあがり
6.PMSと更年期障害におすすめの6つのツボとケアオイルの使い方
精油のエストロゲン様作用などの成分が、肌にゆっくり浸透して作用するので、肌に塗布しつつ、嗅覚刺激によるセロトニン分泌を促すために、深い呼吸を意識して香りを楽しみましょう。
より効果的にするために、PMSや更年期障害に効果的なツボに塗布してじんわり刺激するのがおすすめです
【PMS&更年期障害に効くツボ5選】
PMS&更年期障害に効くツボと、ケアオイルの使い方を紹介します
・神門(しんもん)
【ツボの場所】
手首の曲がりじわの中心を小指側へスライドしていき、骨の出っ張りに当たって指が止まったところ。
心臓や「心」の働き、自律神経を調えるツボ。
イライラや神経の高ぶり、不安や落ち込みといった情緒不安定を落ち着かせる効果があり、安眠にも効果があります。
呼吸を整えるので、更年期の動悸・息切れが起きたときにもおすすめ。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに塗り、じんわりと指圧します。
※ワークショップでは参加者の方と神門のツボを刺激して実演しよう
※しばらくすると気持ちが落ち着いてくるのが実感できます
・百会(ひゃくえ)
【ツボの場所】
百会は左右の耳を結んだ線と顔の真ん中の線が交差する場所にあります。
頭のてっぺん。
多くの気が集まるツボで、万能ツボと言われています。
特に「ストレス」「頭痛」に効果的と言われていて、体全体に波及作用があるため
「手軽にリラックスしたい」というときにおすすめ。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに1滴垂らして、体の中心に向けて押します。
強く押しすぎずに、心地よい痛みを感じる程度の強さで。
・太衝(たいしょう)
【ツボの場所】
足の甲にあるツボで、足の甲の親指と人差し指の骨が交わるところから、やや指先寄りのへこみにある。
自律神経や、血液・内分泌ホルモンなどのバランスを調える働きがある。
「つわり」「生理痛」「PMS」「更年期障害」「ストレス・イライラ」「めまい」「冷え性」など、多岐にわたり効果があります。
PMSや更年期障害の他、思春期やその他の要因でホルモンバランスや自律神経が乱れるときに、イライラや不安の解消にもつながります。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに塗り、指を当てて足首の方向にグッと押し込みます。
・三陰交(さんいんこう)
【ツボの場所】
三陰交は足の内側の、くるぶしの上から指幅3〜4本分の位置。
「女性のツボ」とも言われる必須のツボ。
婦人科系、生理不順、生理痛、更年期障害には欠かせないツボで、身体全体の緊張を緩めて不安を和らげ、ストレス緩和、安眠にも作用します。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに塗り、すねの骨の内側に指を押し込む。
ジーンと痛みがあればツボが押せています。
・血海(けっかい)
【ツボの場所】
ひざのお皿の上、内側角にくすり指をおき指幅3本そりえて人さし指があたっているところ。
三陰交と同様に、婦人科系の症状に効果的なツボとしてよく知られている。
ホルモンバランスを整えてくれるので、PMS、生理痛、子宮筋腫、更年期障害、不妊、貧血、冷え性、腰痛、肌トラブルにも有効です。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに塗り、親指で骨のへりをグッと押し込むように刺激する。
・膻中(だんちゅう)
【ツボの場所】
左右のバスとトップを結んだ線の真ん中に位置する。
精神的ストレスによる「動悸」「心の疲労」に効果があります。
また女性ホルモンを活性化させるため、バストアップのツボとしても有名です。
【ツボの押し方】
ケアオイルをツボに塗り、気持ちよく感じる優しいタッチで押す。
強く押し過ぎないように注意しましょう。
7.まとめ:自分の変化と上手に付き合う
私たち女性は、ホルモンの変化によって日々心と体がドラマチックに変化していきます。
女性ホルモンの変化による情緒の変化は、まるで季節のようです。
明るくて暖かな気分になる時もあれば、辛く寒々とした気分になることもあります。
季節が変化したからといって、それを問題に感じる人はいないですよね。
その季節に合った過ごし方や対処法を理解し、準備しておけばいいのです。
イライラしたり、落ち込んだりして、家族や大切な人を困らせないように、季節のように変化する心の状態に合った対処方法を知り、準備しておきましょう
そして、自分の周りの人にもそのことを言葉で伝えて理解してもらい、相手にも心の準備をさせておきましょう。
一人で抱えこまずに、自分にできそうなケアを取り入れて、女性としての人生を楽しんで豊かな日々を過ごせるようにしてきましょう
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
ぜひ企画を取り入れてワークショップを開催してくれたら嬉しいです
・このワークショップのレジュメ販売はこちら↓
【おすすめ書籍】
【女性ホルモンにいいこと大全】 オトナ女子をラクにする心とからだの本
リンク
見開きで1テーマでポイントがまとめられていて、読みやすく伝えやすい一冊。
7つの習慣や、自分のご機嫌リストを作り、ストレスや体調への取り組み方など参考になることがたくさん。
丁寧な言葉選びと、優しく励ましてくれるような表現が、アロマセラピストにとって参考になります。
【あわせて読みたい】
・アロマワークショップ企画&レジュメのセット販売♪
・アロマ流ホルモンバランスダイエット♪
・おすすめ♪素敵なアロマ保存容器
・初心者向けワークショップの開催方法の解説
・薬機法に違反しないアロマワークショップのコツ
- タグ :
- #アロマワークショップ
- #アロマワークショップ企画
- #セミナー企画
- #ホルモンバランス
- #アロマ
- #ワークショップ
- #更年期障害
- #PMS
- #情緒不安定
- #イライラ